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コロナ治療薬

コロナ治療薬は、厚生労働省から10種類の医薬品が承認されています。

一口にコロナ治療薬といっても、作用により「抗ウイルス薬」「中和抗体薬」「抗炎症薬」と3つのタイプに分けられます。

【参考】厚生労働省|承認済の新型コロナウイルス治療薬(令和5年4月1日現在)
成分
(販売名)
対象者
抗ウイルス薬 エンシトレルビルフマル酸
(ゾコーバ)
軽症~中等症Ⅰ
モルヌピラビル
(ラゲブリオ)
重症化リスクのある患者の
軽症~中等症Ⅰ
ニルマトレルビル・リトナビル
(パキロビッド)
重症化リスクのある患者の
軽症~中等症Ⅰ
レムデシビル
(ベクルリー)
重症化リスクのある患者の
軽症~重症
中和抗体薬 カシリビマブ・イムデビマブ
(ロナプリーブ)
重症化リスクのある患者の
軽症~中等症Ⅰ
ソトロビマブ
(ゼビュディ)
重症化リスクのある患者の
軽症~中等症Ⅰ
チキサゲビマヴ・シルガビマブ
(エバシェルド)
重症化リスクのある患者の
軽症~中等症Ⅰ
抗炎症薬 デキサメタゾン
(デカドロン)
重症感染症
バリシチニブ
(オルミエント)
中等症Ⅱ~重症
トシリズマブ
(アクテムラ)
中等症Ⅱ~重症

中でも抗ウイルス薬や中和抗体薬は、高齢者や基礎疾患がある方など、重症化リスクのある患者が投与対象です。
ですが抗ウイルス薬のゾコーバのみ、重症化リスクのない患者も使用することができます

コロナ治療薬を医療機関で処方してもらう場合、2024年3月31日に公費支援制度が終了しているため、自己負担額に応じた薬代がかかることを覚えておきましょう。

コロナ治療薬の効果

コロナ治療薬のタイプ別の効果は、以下の通りです。

  • 抗ウイルス薬
    ウイルスの増殖を抑える
  • 中和抗体薬
    ウイルスが細胞に入り込まないようにする効果
  • 抗炎症薬
    炎症を抑え、症状を和らげる

新型コロナウイルスに感染すると、一般的には数日ほどで体内にウイルスが増殖し、7日前後で炎症反応が見られるようになります。

従ってウイルスの増殖を抑えるためにも、発症早期の段階で抗ウイルス薬や中和抗体薬を投与し、軽度のうちに治療を始めることが大切です。

ウイルスが増えた中等度~重度の段階になった場合、症状を緩和するためにも抗炎症薬の投与が検討されます。

新型コロナウイルス重症度別治療法

抗ウイルス薬

抗ウイルス薬の種類

内服薬

  • エンシトレルビルフマル酸(ゾコーバ)
  • モルヌピラビル(ラゲブリオ)
  • ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)

点滴薬

  • レムデシビル(ベクルリー)

抗ウイルス薬は、体内に入り込んだ新型コロナウイルスが細胞内で増殖するのを防ぎます

販売名がゾコーバで知られるエンシトレルビルフマル酸は重症化リスクのない患者でも使用可能ですが、モルヌピラビルやニルマトレルビル・リトナビルは重症化リスクがあり、症状が軽度~中等度の方が投与の対象です。

中でもモルヌピラビルは併用禁忌薬がなく、他の医薬品との飲み合わせを気にせずに服用できることが特徴となります。

中和抗体薬

中和抗体薬の種類

点滴薬

  • カシリビマブ・イムデビマブ(ロナプリーブ)
  • ソトロビマブ(ゼビュディ)

注射薬

  • チキサゲビマヴ・シルガビマブ(エバシェルド)

中和抗体薬は、新型コロナウイルスに感染した患者から得られた抗体を基に製造された治療薬です。
厚生労働省の承認を受けた中和抗体薬には、現在は点滴薬や注射薬が登場しています。

人間の体にウイルスが侵入した場合、体内の細胞に付着することでさまざまな症状を発生させますが、中和抗体薬は細胞の表面に新型コロナウイルスが付着するのを防いでくれます
これにより、症状の重症化が抑制されるのです。

ただし、中和抗体薬は変異株によっては有効性が期待できないため、変異株の流行状況に応じて投与の検討をする必要があります。

抗炎症薬

抗炎症薬の種類

内服薬

  • デキサメタゾン(デカドロン)
  • バリシチニブ(オルミエント)

点滴薬

  • トシリズマブ(アクテムラ)

抗炎症薬は、酸素吸入が必要とされる中等症~重症の患者に使用されるコロナ治療薬です。

バリシチニブやトシリズマブは中等症~重症、デキサメタゾンは重症の場合に使用が検討されます。

これらの治療薬には炎症を抑える働きがあり、新型コロナウイルス感染症の発症から7日前後で見られる過剰な炎症反応の抑制に効果的です。

ただし投与が早すぎると症状が悪化するケースも報告されているため、抗炎症薬を使用するタイミングには十分注意しなければなりません。

コロナ治療薬の安全性

コロナ治療薬の安全性

日本で承認されているコロナ治療薬は、安全性と有効性が認められています。

現在、日本では10種類のコロナ治療薬が登場しており、急ピッチで開発が進められたコロナ治療薬の安全性について、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

コロナ治療薬の開発にあたっては、世界的に数多くの治験がおこなわれました。
正しく使用することで、回復を早めたり重症化を防いだりする効果が認められています

ただし、治療薬の種類によっては投与が禁止されている方や、飲み合わせに注意が必要な医薬品もあります。

服用の際は自己判断をせず、医師の指示や添付文書の注意事項を守って使用しましょう。

妊婦への安全性

一部のコロナ治療薬は、妊婦の方に対する安全性が確立されていないため、服用できない場合があります。

まず抗ウイルス薬のモルヌピラビルエンシトレルビルフマル酸は、妊婦の方に対する投与は禁止されています
中には服用後に妊娠していることが発覚したという事例も報告されているため、妊娠中の方だけではなく妊娠している可能性がある方も注意が必要です。

また市販の解熱鎮痛薬にも、妊婦の方は注意が必要な医薬品があります。
ロキソプロフェンやイブプロフェンは多くの商品が登場している解熱鎮痛薬ですが、妊娠後期の女性は使用できません。

どのコロナ治療薬を使用するかは症状や体質などにより医師が判断するものの、解熱鎮痛薬のカロナールが処方されることが一般的です。

コロナを早く治すには

コロナを早く治すには

新型コロナウイルスに感染した場合、早く治すには以下の3つがポイントです。

  • 体をよく休ませる
  • 消化の良い食事を摂る
  • こまめに水分補給をする

倦怠感や発熱などの症状がよく見られるため、体への負担を減らすことが大切です。
感染中は無理をせず、十分な休養をとるようにしてください。

回復を早めるには、食事をとることも重要です。
胃腸の働きの低下や喉の痛みといった症状も多いことから、おかゆやうどんなど喉越しが良く消化しやすい食事を摂り、こまめな水分補給も意識しましょう。

また症状によっては病院を受診してもコロナ治療薬が処方されないケースがありますが、発熱や喉の痛みには市販の解熱鎮痛薬を使用することも可能です。

当サイトで取り扱う解熱鎮痛薬は以下からご覧いただけます。

コロナによる喉の痛み

新型コロナウイルスに感染した場合、主な症状として知られるのが喉の痛みです。

喉の痛みをケアするためには、次のような方法を試してみましょう。

  • トローチ
  • のど飴
  • 蜂蜜
  • のどスプレー
  • 解熱鎮痛薬

トローチやのど飴はコンビニでも販売され、手軽に購入できます。
その他に蜂蜜やのどスプレーなどの製品も効果的です。

なおこれらの製品を使用する際は、同時に喉への刺激を減らすことも意識しましょう。
辛いものやカフェインなど刺激が強い食事やタバコは、極力避けてください。

また解熱鎮痛薬を購入する場合は、アセトアミノフェンを含むカロナールや、イブプロフェンを含むイブなどがおすすめです。

コロナによる発熱

新型コロナウイルス感染症に見られる代表的な症状のひとつが、発熱です。
発熱を対処するには、適切な体温調節が重要になります。

新型コロナウイルスに感染すると、体温が39度を超える高熱になることもあります。
症状を和らげたり過度な体温の上昇を防いだりするためにも、首元やわきの下、足の付け根など大きな血管が通っている部位を冷やしましょう

ただし、基本的に体を冷やすのは、寒気を感じなくなってからです。
寒気を感じている間は、厚着をしたり、温かい飲み物を飲んだりして体を温めることを優先してください。

熱があるときは脱水状態になりやすいため、こまめな水分補給も欠かさずにおこないましょう。

コロナの感染経路

新型コロナウイルスの感染経路は、以下の3つと考えられています。

  • 飛沫感染
    ウイルスを含むくしゃみ、咳などの飛沫が目・鼻・口などの粘膜に付着すること
  • エアロゾル感染
    ウイルスを含むエアロゾル(空気中に浮かぶ粒子状の物質)を吸い込むこと
  • 接触感染
    ウイルスが付着した物や飛沫などに触れた手で、目や鼻などの粘膜に触ること

新型コロナウイルスに感染した場合、呼吸をするだけでもウイルスを含む粒子が放出されます。
大きな声で話したり、歌ったりすると放出される粒子の量も増えてしまいます。

また感染者との距離と感染率は比例し、近い場所にいると感染する可能性も高まってしまうのです。

さらに換気が不十分な環境や密室などにおいては、ウイルスが長時間漂うため感染も起こりやすくなります。

従って「密閉密集密接」という3つの密が感染につながりやすく、ひとつでも当てはまる環境下では感染リスクが高まることが明らかにされています。

新型コロナウイルスkp3とは

新型コロナウイルスkp3とは

2024年の夏より感染が広がっているのが、新たなコロナウイルスの変異株である「kp3株」です。
オミクロン株の子孫である変異株であり、2024年6月には感染者の81.1%がkp3株とされています。

特徴となるのは、喉の痛みや発熱が強くあらわれる点です。
その他に咳や下痢、倦怠感などもあらわれます。

またkp3株は免疫をすり抜ける性質が強いため感染しやすく、ワクチンなどによる抗体が効きにくいことも明らかにされています。

kp3株への感染を防ぐためには、エアコンを使用している場合においても窓を開けて換気をする、扇風機や換気扇を活用して空気の循環を良くすることが重要です。

コロナの潜伏期間

潜伏期間はウイルスが体に感染してから、症状が現れるまでの期間を指します。

新型コロナウイルスの潜伏期間は、変異株であるkp3株も含めて2~7日ほどです。

流行が広まったばかりの頃では最長14日と、長い潜伏期間があると考えられてきました。
しかしその後にアルファ株やオミクロン株など変異株の登場にともないウイルスの性質が変わったことから、潜伏期間にも変化が見られています。

現在の見解では、99%の方が感染から10日以内に発症するといわれています。

ただし年齢や生活習慣、性別などにより潜伏期間が変化するという論文も発表されています。
厳密なメカニズムは明らかにされていないものの、不安な場合は潜伏期間を数日程度長めに考えておくと安心です。

コロナ陽性になったら

コロナ陽性になったら

新型コロナウイルス感染症は2023年5月8日より5類感染症に移行されたため、現在では季節性インフルエンザと同等の扱いです。
陽性になった場合でも、法律に基づいて仕事や日常生活が制限されることはありません。

とはいえ発症後5日間は人に感染させるリスクが高いことから、症状が出てから5日が過ぎ、なおかつ症状が治まって24時間経過するまでは外出を控えることが推奨されています。
さらに発症から10日間はウイルスを排出する可能性があるため、外出をする際もマスクを着用する、高齢者や妊婦、基礎疾患がある方との接触を避けるなどの配慮が必要です。

また家族と同居している方は部屋を分けたり、接触する時間をできるだけ短くすることもポイントです。

コロナの予防方法

現在、新型コロナウイルスの基本的な予防方法として考えられているのが「マスク着用」「換気」「手洗い・手指消毒」の3点になります。

  • マスク着用
    混雑した電車やバス、人混みなど感染リスクの高い場所では、不織布マスクの着用が推奨されます。
  • 換気
    エアロゾル感染を防ぐためにも、窓が複数ある場合は2方向の窓を開けることが効果的です。
    窓がひとつしかないなど十分な換気が難しい場合は空気清浄機を利用する、扇風機などを活用し空気を循環させるようにしましょう。
  • 手洗い・手指消毒
    石鹸を使う、アルコールで消毒するなど手洗いや消毒の習慣づけをしましょう。
    同時に手で顔を触れないなど、接触感染を避けるための意識も重要です。

また感染拡大を防ぐためにも、万が一体調に異変を感じた場合はすぐに医療機関を受診し、早めに検査を受けることが大切です。

よくある質問

新型コロナウイルス感染症に関して、よくある質問をまとめました。

コロナは何日で治る?

一般的には発症日を0日目とし、5日間辛い症状が続いた後に、徐々に回復していくといわれています。

しかし個人差があり、それよりも早く症状が軽快する方がいれば、長い方では10日以上症状が続く方もいらっしゃいます。

高齢者や基礎疾患がある方は、重症化リスクが高いとされているため注意が必要です。

コロナの隔離期間は?

2023年5月8日からは、法律に基づいた外出自粛は求められていません。
したがって感染した場合の隔離期間は、個人の判断にゆだねられます。

現在、厚生労働省から推奨されている外出自粛の期間は以下の通りです。

  • 発症日を0日目とし、5日間経過するまで
  • 発症後5日目も症状が続く場合は、発熱や痰、喉の痛みなどの症状が軽快し、その後24時間経過するまで

コロナの後遺症とは?

新型コロナウイルスの感染後、症状が回復せずに長引いたり、再発したりすることを後遺症と呼びます。
後遺症と見られる代表的な症状は、以下の通りです。

  • 倦怠感
  • 関節痛や筋肉痛
  • 息切れ
  • 脱毛
  • 集中力の低下
  • 頭痛
  • 抑うつ など

感染性がなくなった後でも症状が続いていたり、また新たに症状が現れたりした場合はコロナ後遺症と考えられるため、医療機関を受診することをおすすめします。