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抗不安薬・精神安定剤[商品]

「パニック障害」「社会不安障害」「広場恐怖症」など、当サイトでは不安障害の症状改善に使用される抗不安薬を多数取り揃えています。

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抗不安薬・精神安定剤一覧

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抗不安薬・精神安定剤とは

抗不安薬・精神安定剤とは

抗不安薬(=精神安定剤)は、不安や緊張をやわらげる医薬品です。
不安や緊張が強く、日常生活に支障をきたしている不安障害の治療などに使用されます。

抗不安薬には、ベンゾジアゼピン系抗不安薬セロトニン1A部分作動薬の2種類があり、日本でよく処方されている抗不安薬は即効性に優れたベンゾジアゼピン系です。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬は比較的効果が高く、商品の種類も豊富であるため、自分に合う商品を見つけやすいことがメリットです。

一方、セロトニン1A部分作動薬の商品はセディール(タンドスピロン)のみとなっています。安全性に優れているため、症状の軽い方や副作用が心配な方、10代、高齢者の方におすすめです。

抗不安薬・精神安定剤の作用

抗不安薬の作用は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬、セロトニン1A部分作動薬でそれぞれ以下のように異なります。

【ベンゾジアゼピン系抗不安薬の作用】
脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用して、脳をリラックスさせるGABAという神経伝達物質の働きを高めます。
GABAの働きによって脳の興奮状態が抑えられるため、不安や緊張がやわらぎ、リラックスできます。

【セロトニン1A部分作動薬の作用】
セロトニン1A受容体は、気分の落ち込みや不安に深く関係しています。
この受容体に作用してセロトニンのバランスを整え、不安や緊張、気分の落ち込みなどの症状を改善します。

抗不安薬・精神安定剤は市販で購入できるのか

抗不安薬は、先発薬、後発薬(ジェネリック)のどちらも市販では購入できません。

医療用医薬品に分類されているため、入手方法は病院を受診して医師の処方を受けるか、個人輸入代行サイトで購入するかの2種類です。

処方の場合は、医師や薬剤師から抗不安薬についての詳しい説明を受けられます。
とくに、持病がある方や服用中の薬がある方は病院処方がおすすめです。

個人輸入代行サイトは処方箋が不要のため、病院に行かなくても抗不安薬を購入することができます。
不安や緊張で外出が怖い方や、周りの視線が気になる方でも安心です。

とくに、過去に病院で処方を受けたことがある方は、手軽に購入できる個人輸入への切り替えがおすすめです。

抗不安薬・精神安定剤の効果

抗不安薬・精神安定剤の効果

抗不安薬を服用することによって、過度な不安や緊張がやわらぎ、不安障害の症状が改善します。

また、気分の落ち込みやイライラがある場合でも使用でき、不安障害だけでなく幅広い精神疾患に効果が期待できます。

例えばうつ病の場合、気分の落ち込みと一緒に不安を感じていることが多いため、抗うつ薬と一緒に抗不安薬も使用するとより高い効果を得ることができるのです。

次の項目では、抗不安薬が効果的な疾患についてご紹介します。

抗不安薬・精神安定剤で治療できる症状

抗不安薬・精神安定剤で治療できる代表的な疾患は以下の通りです。

・うつ病
うつ病は気分障害のひとつです。
やる気がでない、気分の落ち込み、憂うつといった精神的症状や、不眠、倦怠感、疲労感などの身体的症状が見られます。

・パニック障害
パニック障害は、突発的に恐怖や強い不安が現れる不安障害のひとつです。
吐き気や動悸、呼吸困難などのパニック発作が起こるようになります。

・あがり症
あがり症は、社交不安障害とも呼ばれる不安障害のひとつです。
人前での発表や食事、注目される場面などで不安や緊張が増大し、発汗や動悸、ほてりなどの身体症状を引き起こします。

・PTSD
PTSDは、大きなショックや死の危険に直面した場合に起きるメンタルヘルス疾患です。
嫌な記憶が急にフラッシュバックしたり、夢に見たりすることで、不眠や不安、頭痛などの症状が起こります。

・PMDD
PMDDは、イライラや気分の落ち込みなどの精神症状が強く見られる月経前症候群です。
多くの場合月経の3~10日前から症状が現れ、月経が始まると改善します。

・不安や緊張による睡眠障害
過度な不安や緊張によって不眠の症状が現れ、睡眠障害につながる場合があります。
寝つきが悪くなる、夜中に目が覚めて再入眠できないなど、さまざまな症状を引き起こします。

抗不安薬・精神安定剤の副作用

抗不安薬の代表的な副作用は以下の通りです。

精神系 消化器系
・眠気
・離脱症状
・めまい
・記憶障害
・物忘れ など
・腹痛
・吐き気
・下痢
・食欲不振 など

ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、即効性に優れており効果が高いものの、眠気やめまいなどの副作用が多く報告されています。

セロトニン1A部分作動薬は、ベンゾジアゼピン系と比べて副作用が少ない反面、効果がゆるやかであることが特徴です。

抗不安薬・精神安定剤を飲むと太るのか

抗不安薬を飲むと太るという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は、抗不安薬には太る原因となる副作用は報告されていません。
抗不安薬を服用して太った場合、不安や緊張などの症状が改善されたことで食欲が増し、結果的に服用する前と比べて体重が増えたという可能性があります。

ただし、抗うつ薬や抗精神病薬は種類によって体重増加の副作用があるため注意しましょう。

抗不安薬・精神安定剤の分類

抗不安薬・精神安定剤の分類

病院でよく処方される抗不安薬はベンゾジアゼピン系抗不安薬ですが、その中でも作用時間や作用の強さによってさらに4つのタイプに分類されます。

次の項目では、ベンゾジアゼピン系の作用時間と作用の強さについて詳しく解説します。
分類によって特徴も異なり、自分に合った抗不安薬を見つける上で重要なポイントになりますのでぜひご覧ください。

作用時間による分類

ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、作用時間によって以下の4つに分類されます。

・短時間型:3~6時間
・中間型:12~20時間
・長時間型:20~100時間
・超長時間型:100時間

短時間型と中間型は即効性に優れているのが特徴で、頓服使用にもおすすめです。

長時間型は即効性も期待できますが、成分が体内に長く留まるため、服用を続けることで徐々に精神状態を安定させていきます。

超長時間型は効果がゆるやかに長く続くため、他と比べて副作用が起こりにくいことがメリットです。
ただし、薬が体内にとどまる時間が長いため、万が一副作用が起こってしまった場合に改善しづらいという面もあります。

作用の強さによる分類

ベンゾジアゼピン系抗不安薬には以下の4つの作用があります。

・抗不安作用
緊張や不安、イライラなどをやわらげる作用

・催眠作用
眠気を催したり、睡眠に似た状態にする作用

・筋弛緩作用
不安による筋肉の緊張をゆるめる作用

・抗けいれん作用
手足の震えや体の震えを抑える作用

作用の強さは商品によって異なるため、商品ごとの作用時間と作用の強さについては、次の項目でご確認ください。

また、不安や緊張で眠れない症状にお悩みの場合は睡眠薬の服用もおすすめです。
不眠を改善したい方や、初めて睡眠薬を飲む方はこちらもあわせてご覧ください。

抗不安薬・精神安定剤一覧

代表的な抗不安薬の一覧は以下の通りです。

※作用の強さは☆>◎>〇
※表は横にスクロールできます。
作用時間 商品名 有効成分 抗不安 催眠 筋弛緩 抗けいれん ピーク(h)
短時間型
(3~6時間)
デパス エチゾラム 3
リーゼ クロチアゼパム 1
グランダキシン トフィソパム 1
中間型
(12~20時間)
レキソタン ブロマゼパム 1
ワイパックス ロラゼパム 2
ソラナックス アルプラゾラム 2
長時間型
(20~100時間)
ホリゾン ジアゼパム 1
セパゾン クロキサゾラム 3
ランドセン/リボトリール クロナゼパム 2
超長時間型
(100時間~)
メイラックス ロフラゼプ酸エチル 0.8
レスタス フルトプラゼパム 6

作用時間の分類が同じ場合でも、ピークまでの時間やどの作用が強いかなどは商品によって大きく異なります。
頓服として服用するため即効性が欲しい、不眠症状があり催眠作用の強いものがいいなど、自分の症状や生活に合わせて使用しやすい商品を選びましょう。

抗不安薬・精神安定剤と他の薬の違い

抗不安薬・精神安定剤と他の薬の違い

精神疾患薬にはさまざまな種類があり、作用や治療できる疾患が異なります。

そこで、抗不安薬と他の精神疾患薬の違いについて次の項目から詳しく解説します。
抗不安薬と他の精神疾患薬との違いが分からない方や、自分の疾患に合う薬を知りたい方はぜひ参考にしてください。

抗うつ薬との違い

抗不安薬がイライラや過度な不安、緊張を鎮める医薬品であるのに対し、抗うつ薬は、気分の落ち込みや意欲の低下を改善する医薬品です。

主にうつ病の治療に使用され、即効性はないものの、毎日決まったタイミングで服用し続けることでゆるやかに状態を安定させていきます。

一方、抗不安薬は即効性があるものが多いため、症状がひどいときのみ服用する頓服としても使用できます。

気分安定薬との違い

気分安定薬は、気分の波を抑える医薬品です。

抗不安薬とは違い、気が高ぶりすぎてしまう場合にも効果を発揮して、状態を落ち着かせます。
そのため、主にてんかんや双極性障害(躁うつ病)、統合失調症などの治療に使用されています。

また、気分安定薬は気分の波を抑えるために毎日服用し、さらに症状が安定した後も再発予防のために長期的な継続が必要です。

抗精神病薬との違い

抗精神病薬は、主に統合失調症の治療に使用される医薬品です。

抗不安薬とは異なり、不安や緊張に加えて幻覚や妄想、興奮などの症状も鎮めます。
また、頓服使用はできず、決まった用法で毎日服用する必要があります。

場合によって統合失調症の治療に対し抗不安薬が処方されることもありますが、抗精神病薬の服用を前提として、より細かい症状の調整のために併用するといった使用方法がほとんどです。

抗不安薬・精神安定剤の依存性と離脱症状

抗不安薬・精神安定剤の依存性と離脱症状

抗不安薬の中でも、ベンゾジアゼピン系抗不安薬については長期的な使用により耐性が生じる場合があります。
耐性とは、成分が体に慣れて効果を感じなくなることです。

また、まれに依存性が生じて服用量がどんどん増えたり、症状が改善してもやめられなかったりするケースが見られます。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服用する際は、耐性や依存性を防ぐため、必ず用法用量を守り必要以上の長期的な服用や過剰摂取は避けてください。

また、ベンゾジアゼピン系、セロトニン1A部分作動薬問わず、抗不安薬を長期間服用すると離脱症状が出る可能性があります。
離脱症状とは、薬の減量や服用中止に伴う強いイライラや不安、めまい、頭痛などの不快な症状です。
放置すると悪化する場合があるため、つらいときは必ず医師に相談しましょう。

抗不安薬・精神安定剤は飲んだら終わりなのか

抗不安薬は飲まない方がいい、飲んだら終わりなどと言われることがありますが、用法用量を守れば安全に服用できる医薬品です。
症状が改善した場合は服用量を減らしたり、服用をやめることもできます。

抗不安薬に不安がある方は、病気の治療を第一に考えて、医師や薬剤師、家族などとも相談しながら服用を検討してください。

抗不安薬・精神安定剤のメリット

抗不安薬を服用するメリットは以下の通りです。

・不安や恐怖がやわらぎ行動範囲が広がる
・頓服できるので、お守りとしても持ち歩ける
・服用を続けることで安定した状態を維持できるようになる

極度の不安や恐怖は社会生活や日常生活に支障をきたしますが、抗不安薬を服用することでやわらげることができ、行動範囲が広がります。
また、抗不安薬を持ち歩いていれば、万が一外出先で症状が出た場合でもその場ですぐに服用できるため安心です。

さらに、服用を続けるにつれ状態が徐々に安定していき、気分を落ち着かせる土台作りができます。

抗不安薬は、用法用量を守れば安全に服用できる医薬品です。
抗不安薬をうまく活用して、自分のペースで焦らずに治療をおこないましょう。

よくある質問

抗不安薬・精神安定剤についてよくある質問をまとめました。

精神安定剤の代わりになるものはありますか?

病院で処方されたり、個人輸入で入手できるような精神安定剤と同じ効果のある商品はありません。

しかし、どうしても代わりになるものが欲しい場合は、ドラッグストアなどの市販薬を購入しましょう。
効果は落ちてしまいますが、軽度の精神症状であれば市販薬でも対処できる場合があります。

市販薬は、興奮を鎮める、緊張を抑える、睡眠の質を高めるなど、それぞれの症状に特化した商品が多いことが特徴です。
パッケージや商品詳細をよく確認し、自分の症状に合うものを選びましょう。

精神安定剤を飲んでいる人の顔の特徴は?

精神安定剤を飲んでいると顔つきが変わる、顔に特徴があるという意見がありますが、精神安定剤を飲んでいるからといって全員が同じ顔になることはありません。

ただ、精神安定剤の副作用に眠気があるため、眠そうに見える場合はあります。

精神安定剤を飲むと性格が変わりますか?

抗不安薬・精神安定剤を服用しても本来の性格が変わることはありません。

精神疾患によって抑うつ状態だった場合、抗不安薬が効いて気分の落ち込みや怒りっぽさ、意欲の低下などが改善されて性格が変わったと感じる可能性はあります。

抗不安薬・精神安定剤はあくまでも改善するものであり、性格を変える効果はありません。