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高血圧・狭心症に効く薬

高血圧・狭心症に効く薬

高血圧や狭心症は、日常生活に支障をきたす恐れがあるだけでなく、心筋梗塞などに繋がる可能性もある怖い病気です。

医師から診断を受けた場合は決して放置せず、適切な治療をしなければなりません。

今回は、高血圧と狭心症について詳しく解説し、当サイトで取り扱っている以下の薬とサプリをそれぞれご紹介します。

【高血圧に効く薬、サプリ】
セルピナ
ハイレス
アルダクトン

【狭心症に効く薬】
ロスベストゴールド

セルピナ

商品名 セルピナ
商品画像 セルピナ
成分 サルパガンダ
内容量 100錠/300錠/500錠
価格 1,350円~
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セルピナは、血圧や神経の高ぶりを落ち着かせることで高血圧や不安障害を改善するサプリです。

配合されている天然由来の有効成分サルパガンダが、交感神経の働きを抑制することで血管を拡張させ、血圧を下げる効果や乱れた神経を落ち着かせる効果が期待できます。

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダをもとに天然成分を使った薬やコスメなどの開発や製造を手掛ける大手製薬会社である、ヒマラヤハーバルズによって製造されています。

ハイレス

商品名 ハイレス
商品画像 ハイレス
成分 スピロノラクトン
内容量 100錠
価格 4,980円
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ハイレスはタイのジェネリック医薬品の大手製造販売会社であるBerlin Pharmaceutical Industryが製造・販売する、抗アルドステロン性利尿・降圧剤です。

アルドステロンとは、副腎から分泌されるホルモンですが、このホルモンが過剰に働くことで高血圧に繋がる可能性があります。

有効成分のスピロノラクトンは、過剰なアルドステロンの働きを抑えて余分な水分を体外へ排出させ、血管内の水分量を減少させることで、血圧を下げるのです。

アルダクトン

商品名 アルダクトン
商品画像 アルダクトン
成分 スピロノラクトン
内容量 20錠/40錠
価格 2,440円~
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アルダクトンは、有効成分にスピロノラクトンを配合した抗アルドステロン性利尿・降圧剤です。

世界的に有名なアメリカの大手製薬会社ファイザーが製造・販売をおこなっています。

アルダクトンに配合されている有効成分スピロノラクトンの作用は、体内に水分と塩分を保持するホルモンの働きを抑え、尿の排出を促進することです。

この作用により体内の水分量を減らすことができるため、むくみの解消や、血圧を下げる効果を期待できます。

ロスベストゴールド

商品名 ロスベストゴールド
商品画像 ロスベストゴールド
成分

・アスピリン
・クロピドグレル
・ロスバスタチン

内容量

・10mg10錠/20錠/30錠
・20mg10錠/20錠/30錠

価格 1,600円~
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ロスベストゴールドは、3つの有効成分が合わさった薬です。

なお、有効成分の作用は、以下の通りです。

・アスピリン
解熱鎮痛薬だが、低用量では血液を固まりにくくする作用がある。

・クロピドグレル
血液をサラサラにし、血管内に血のかたまりができないよう予防する。

・ロスバスタチン
肝臓内で悪玉コレステロールの生成を抑制し、脂質異常症を改善、予防する。

これらの作用により脳卒中、狭心症の予防や、脂質異常症の症状を改善する効果があります。

高血圧と狭心症の関係性

高血圧と狭心症の関係性

高血圧と狭心症は密接な関係があり、高血圧は狭心症の要因となるとされています。

高血圧により血管に負担がかかった状態が長く続くと、動脈は弾力を失い硬くなります。
すると、血管は動脈硬化と呼ばれる状態を起こし、心臓の血流が悪くなることで狭心症を引き起こしやすくするのです。

なお、高血圧は自覚症状があまりなく放置しがちですが、動脈硬化を招き様々な合併症を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

高血圧とは

高血圧とは

高血圧とは、文字通り血圧が高いという病態です。

複数回に渡り血圧測定をおこない、結果の平均の値が正常値より高い場合に、高血圧症と診断されます。

血圧は体調や測るタイミングによって変動するため、体調が優れているときにリラックスした状態で測定します。

高血圧は自覚症状がほとんどありませんが、高血圧の状態が長く続くと、血管が次第に厚く硬くなり、動脈硬化を引き起こすのです。

動脈硬化は、脳や心臓といった重要な臓器の血管を狭めたり詰まらせたりするため、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、狭心症などを引き起こす原因となります。

高血圧の基準

高血圧の基準は、最高血圧が140mmHg以上あるいは、最低血圧が90mmHg以上です。

これは、繰り返しおこなわれた血圧測定結果を平均した数値が、正常値よりも高いときに診断されます。

なお、最高血圧とは心臓が収縮したときの圧力の値で、最低血圧は拡張したときの圧力の値です。

原因

高血圧のおもな原因は以下の通りです。

  • 塩分の取りすぎ
  • 肥満
  • 加齢
  • 過度の飲酒
  • 運動不足
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 喫煙
  • 遺伝的体質 など

なかでも日本人の高血圧の最大の原因は、塩分の取りすぎとされています。

健康的に思われる和食は、しょうゆやみそなどの調味料に塩分が多く含まれており、さらに漬物や干物など塩を使って保存性を良くする食べ物も多いです。

そのため、多くの人が無意識に1日の推奨量を超えて塩分を摂っている可能性があります。

症状

高血圧は、自覚症状がないことが一般的です。

かなり血圧が高い場合は頭痛めまい肩こりといった症状などが起きやすくなりますが、その程度の体調の変化は高血圧でない場合も現れるため、症状が出ても高血圧を疑う人はあまりいません。

自覚症状のみで判断することは難しいとされているため、定期的な検査などが必要となります。

治療

高血圧の治療は、生活習慣の改善などをおこない、薬を使わずに治療する非薬物療法と、降圧薬などを用いて治療する薬物療法の2つに分けられます。

非薬物療法には以下の方法があります。

  • 減塩を中心とした食事療法
  • 運動
  • アルコールの制限
  • 肥満改善

塩分は、摂りすぎると体に水分を溜め込み血管内の血液量を増加させ、血圧を上げる原因となるためできるだけ控えます。
また、毎日30分以上の運動を続けることも高血圧の改善に効果的です。

薬物療法では、降圧薬(Ca拮抗薬、ACE阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体阻害薬、利尿薬、β遮断薬、α遮断薬、中枢性交感神経抑制薬など)が使用されます。

出典:日本高血圧学会-高血圧治療ガイドライン2019

血圧は徐々に下げていく必要があるため、いずれの治療法も即効性は求めず根気強く治療を継続することが大切です。

狭心症とは

狭心症とは

狭心症とは、冠動脈と呼ばれる心臓を取り囲む血管が狭くなり、十分な酸素や血液が行き届かなくなる病気です。

狭心症は労作時狭心症、安静時狭心症、安定狭心症、不安定狭心症の4つのタイプに分類されますが、とくに注意したいのが不安定狭心症です。
不安定狭心症は進行すると心筋梗塞に繋がる可能性があり、心筋が壊死することで突然死する場合もあります。

原因

狭心症を引き起こす原因は、おもに動脈硬化です。

動脈硬化とは、動脈が硬くなり弾力性が失われた状態を指します。

冠動脈の動脈硬化が進むと血管が狭く、厚くなり血流が悪くなります。
すると、十分な酸素を届けられず心筋が酸素不足の状態に陥り、血液が不足してしまうのです。

その結果、狭心症を引き起こし、胸の痛み、圧迫感、息苦しさといった症状が現れます。

症状

狭心症のおもな症状は、以下の通りです。

  • 胸の痛み
  • 胸を締め付けられるような圧迫感
  • 息苦しさ
  • 冷や汗、脂汗
  • 吐き気
  • 胃の痛み

また、背中や上腹部、左腕の内側、首やあごに痛みが出ることもあります。

症状は階段の上り下りや重い荷物を持ったときなど、心臓に負担がかかるような行動をとったときに現れます。

治療

狭心症の治療法は、大きく分けて薬物療法外科手術の2つです。

薬物療法では、心臓の機能を保護するβ遮断薬や、血圧を下げるCa拮抗薬、心臓の負担を軽くする硝酸薬などが使用されます。

また、外科手術には、心臓カテーテル治療冠動脈バイパス術があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。

・心臓カテーテル治療
手術による傷口が数ミリ程度で済むため、体にかかる負担が少ない。

・冠動脈バイパス術
2本以上の冠動脈に病変が見られる場合や、糖尿病を併発している場合に推奨される。

なお、薬物治療や手術だけでなく、狭心症の要因となる高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を治療することも大切です。

減塩を中心とした食事療法と定期的な運動による肥満対策や、禁煙などの生活習慣の改善もおこなう必要があります。

高血圧・狭心症の予防

高血圧・狭心症の予防

高血圧と狭心症の予防には、以下の方法があります。

  • 適切な食事
  • 適度な運動
  • 禁煙
  • 飲酒はほどほどにする
  • 良質な睡眠をとる

塩分を控えた食事を心がけ、食べ過ぎないよう食事量にも気をつけましょう。

また、運動は無理せず毎日続けることが大切です。

飲酒や喫煙もなるべく控えましょう。
特にタバコを吸う方は、禁煙をおすすめします。

これらの方法は、その他の生活習慣病の予防にも効果的です。

よくある質問

高血圧や狭心症についてのよくある質問のお答えしていきます。

高血圧は放置してもいい?

高血圧と診断を受けた場合、放置して自然に治ることはありません

血圧を下げるためには、生活習慣の改善や薬の服用といった適切な治療を受ける必要があります。

また、高血圧は放っておくと動脈硬化を引き起こすことがありますが、動脈硬化の進行により心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気へと繋がるリスクが高くなるため、非常に注意が必要です。

高血圧は危険であることをしっかりと理解し、放置せず早めに治療をおこないましょう。

狭心症と心筋梗塞の違いは?

狭心症と心筋梗塞はどちらも血管が詰まっている状態ですが、2つの違いは心臓の血管が完全に詰まっているかどうかにあります。

狭心症は心臓を取り囲む冠動脈が狭くなって詰まりかけている状態です。

一方、心筋梗塞は狭心症が進行したことで血管が完全に詰まってしまった状態を指します。

また、狭心症は心筋梗塞へ移行することも多く、頻繁に発作が起こる場合や少しの運動で発作が出る場合は症状が進行している可能性があります。

狭心症を治療しないとどうなる?

狭心症を放置すると、最終的に血管が閉塞する心筋梗塞に発展する可能性が高いです。

心筋梗塞になってしまうと心臓の働きが悪くなることで、全身に血液を送り出せない状態の心不全を引き起こします。

心不全は、死に至るケースもある危険な症状です。

そのため、狭心症は早めに治療し、心筋梗塞や心不全を引き起こすまで悪化させないことが大切です。