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避妊薬[商品]

避妊薬とは、妊娠を望んでいない女性が妊娠を防ぐ目的で服用するホルモン剤(経口避妊薬)です。
避妊薬には、毎日服用することで避妊効果が得られる低用量ピルや超低用量ピルがあります。

また、避妊をしなかった性行為や、避妊に失敗してしまった性行為の跡に服用するアフターピル(緊急避妊薬)もあります。

グー薬局では低用量ピルや超低用量ピル、アフターピル(緊急避妊薬)の他に、コンドームや避妊フィルムなどの避妊具も取り扱っています。

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避妊薬とは

避妊薬とは

避妊薬とは、妊娠を防ぐ目的で使用される医薬品です。
一般的にはピルやOCなどと呼ばれます。

有効成分である「卵胞ホルモン(エストロゲン)」、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2種類の女性ホルモンの作用により、望まない妊娠を防ぎます。

女性主体で避妊をおこなえること、服用を中止すれば妊娠が可能になることが特徴です。

現在では数多くの種類が登場しているため、自分の目的や体質に合ったものを選びましょう。

避妊薬の種類

国内で一般的に使用されている避妊薬には、以下のように多くの種類があります。

▶低用量ピル
▶超低用量ピル
▶アフターピル
▶中用量ピル
▶ミニピル
▶避妊パッチ

いずれの種類も、有効成分として使用されているのは女性ホルモンです。
しかし、女性ホルモンの含有量により避妊薬としての作用が異なるため、目的や特徴により多くの種類に分けられます。

またこの他にも、女性ホルモンの含有量が多い高用量ピルという種類もありましたが、深刻な副作用が起こりやすいことが問題となり、今では使われなくなりました。

次の項目からは、現在主に使用されている避妊薬の種類について解説していきます。

低用量ピル

低用量ピルとは、エストロゲンの含有量が30~40μgに抑えられた避妊薬です。
ピルの中では最も一般的であり、「ピル」という呼び方が低用量ピルを指すこともあります。

低用量ピルは正しい方法で服用を続けると、100%に近い避妊効果を得ることができます。
また、女性ホルモンの含有量が少ないことから副作用も軽減され、安全性が高いことも特徴です。

現在では、低用量ピルの中でさらに「世代」や「相性(そうせい)」といった分類があり、数多くの商品が登場しているため自分に合った種類を選ぶことが大切です。

低用量ピルの「世代」とは

低用量ピルに含まれる黄体ホルモンには、現在までに4種類が登場しています。
黄体ホルモンは開発された順番により、第一世代から第四世代まで分けられるのです。

つまり、低用量ピルの「世代」とは、一言で表すと含まれている黄体ホルモンの種類を指します。
世代ごとに効果や副作用の現れ方が異なるため、黄体ホルモンの種類に注目して低用量ピルを選ぶことで、自分に合った商品を見つけられます。

以下では、それぞれの世代の特徴などを簡単に解説していきます。

■第一世代(ノルエチステロン)
ニキビや肌荒れの改善、子宮内膜の増殖を抑えるなどの効果が優れています。
月経の量が減少するため、生理痛の改善目的にもおすすめです。
→第一世代の代表例:シンフェーズT、ルナベル、フリウェルなど

■第二世代(レボノルゲストレル)
副作用による不正出血の発生率が軽減されています。
また生理周期が安定するため、生理不順の改善にも適した世代です。
→第二世代の代表例:トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユなど

■第三世代(デソゲストレル) 男性ホルモンの作用を抑える効果に優れています。
ニキビや多毛症の改善も期待できることが特徴です。
→第三世代の代表例:マーベロン、ジェミーナ、ファボワールなど

■第四世代(ドロスピレノン)
卵胞ホルモンの配合量が少ない超低用量ピルとなり、避妊目的ではなく子宮内膜症・月経困難症などの治療薬に使用されます。
また低用量ピルよりも副作用が軽減され、ニキビやむくみなどが起こりにくいことも特徴です。
→第四世代の代表例:ヤーズ配合錠、ヤーズフレックス配合錠、ヤスミンなど

低用量ピルの「相性(そうせい)」とは

低用量ピルは1日1錠を決まった順番で、28日間服用することを1周期(1クール)とします。
この間に服用する錠剤の中でも、有効成分が含まれているのは21錠(21日分)のみとなります。

低用量ピルの「相性」とは、この21錠に含まれる女性ホルモンの配合量の違いを表す分類です。
現在では、21錠のホルモン量がすべて一定である「一相性」と、ホルモン量が3段階で変化する「三相性」の2種類が登場しています。

■一相性の特徴
全ての錠剤に一定量の女性ホルモンが含有されています。
飲み間違える心配がなく、さらにホルモン量が変わらないことから体調も安定しやすいことが特徴です。
また、生理前の肌荒れやニキビにも効果的です。
→一相性の低用量ピル:マーベロン、ルナベル、ファボワールなど

■三相性の特徴
21錠の中で、女性ホルモンの配合量が3段階に変化する低用量ピルです。
自然な生理周期と同じようにホルモンバランスが変化するため体が慣れやすく、副作用が少ないことが特徴となります。
ただし、必ず決まった順番で服用しないと希望するような効果が得られないため注意してください。
→三相性の低用量ピル:トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユなど

超低用量ピル

超低用量ピルとは、1錠あたりのエストロゲンの含有量が30μgよりも少ない種類の避妊薬です。
1日1錠を決まった時間に服用することは低用量ピルと同じですが、超低用量ピルは主に月経困難症や子宮内膜症の治療に使用されます。

避妊効果はあるものの、国内での臨床試験はおこなわれていないため避妊目的の場合は低用量ピルがおすすめです。

また超低用量ピルは、ホルモン量が少ないことから副作用が軽減されているため、低用量ピルによる副作用がつらい場合の選択肢としても有効です。

超低用量ピルはこちら
▶ヤーズ
▶マイラン
▶ヤミニLS

アフターピル

アフターピル

アフターピルは、避妊に失敗した可能性がある場面で使用する避妊薬です。
妊娠の可能性がある性行為の後に服用することで、望まない妊娠を防げます。

基本的には性行為から72時間以内に服用する必要があり、飲むタイミングが早いほど効果は高まります。

また、アフターピルは保険が適用されず、病院処方では高額となる避妊薬です。
海外通販では比較的安価で販売されているので、迅速に服用するためにも事前に購入しておくことがおすすめです。

アフターピルはこちら
▶ノルレボ
▶アイピル
▶マドンナ

中用量ピル

中用量ピルは、黄体ホルモンの含有量が50μg以上となる避妊薬です。
現在では主にアフターピルとして使用したり、生理予定日をずらすために使用されることがほとんどです。

また、低用量ピルと同じく避妊目的での使用も可能ですが、ホルモン量が多いことから中用量ピルは副作用の発生率が高くなります。
そのため現在では、避妊目的での使用は低用量ピルが主流とされています。

ミニピル

ミニピル

ミニピルとは卵胞ホルモンが含まれず、黄体ホルモンだけを配合した避妊薬です。
一般的な低用量ピルと同じく、避妊あるいは生理トラブルの改善などの場面で使用されます。

低用量ピルとの違いとして、ミニピルは血栓症のリスクが極めて低い点が大きなメリットです。

低用量ピルはまれに血栓症の副作用が報告されているため、年齢や健康状態に応じて使用できないことがあります。
しかしミニピルの場合、副作用のリスクが軽減されており、以下のような低用量ピルが使用できない方でも服用が可能です。

・40歳以上の方
・肥満の方
・喫煙者の方
・片頭痛がある方
 など

一見メリットが大きいミニピルですが、効果を保つためには毎日決まった時間に服用する必要があります。
服用する場合は、飲み忘れないように注意しましょう。

ミニピルはこちら
▶セラゼッタ

避妊パッチ

避妊パッチとは、貼るタイプの避妊薬です。
1週間ごとに貼り替えることで、低用量ピルと同じ避妊効果が得られます。

毎日薬を服用する必要がないため、手間が少ないことが避妊パッチのメリットです。
さらに皮膚から成分が吸収されるため、低用量ピルにありがちな下痢や嘔吐などの副作用も軽減されています。

またFDA(アメリカ食品医薬品局)でも避妊パッチは承認され、最も使いやすい避妊方法として注目を集めています。

避妊パッチはこちら
▶エブラ(避妊パッチ)

シーンや目的別の避妊薬の選び方

避妊薬には数多くの種類があり、どれを選ぶべきか分からない方も少なくありません。
ここでは、シーンや目的別に合わせた避妊薬の選び方をご紹介します。

▶日常的に避妊薬を飲んでおきたい場合
▶避妊に失敗した場合
▶低用量ピルの副作用がつらい場合
▶低用量ピルが使えない場合
▶ピルの飲み忘れが心配な場合

日常的に避妊薬を飲んでおきたい場合

日常的に避妊をしておきたい場合は、まず低用量ピルを選ぶことがおすすめです。

低用量ピルは長期的に飲み続けることを前提に開発された避妊薬であり、ホルモン量が少ないため安全性に優れています。
また正しい方法で服用するとほぼ確実に避妊ができ、さらに生理トラブルの改善などの副次的な効果を得られる点もメリットです。

避妊に失敗した場合

避妊に失敗した場合は、アフターピルを服用しましょう。

低用量ピルなどの避妊薬は飲み続けることで避妊効果が発揮されるため、避妊に失敗してから飲んでも妊娠を防ぐことはできません。
しかし、アフターピルは性行為から72時間以内に服用することで、高確率で望まない妊娠を阻止できます。

また服用が早いほど避妊率が高まるため、服用のタイミングが重要です。

低用量ピルの副作用がつらい場合

副作用がつらい場合は低用量ピルの種類を変える、あるいは超低用量ピルに切り替えることを検討しましょう。

まず一口に低用量ピルと言っても、使用されている成分には種類ごとに違いがあります。
副作用が起こる場合は体質に合っていない可能性があるため、異なる世代の低用量ピルを選んでみましょう。

また超低用量ピルは、低用量ピルよりもさらにホルモン量が少ない避妊薬です。
個人差はあるものの、超低用量ピルに切り替えると副作用が改善されることがあります。

低用量ピルが使えない場合

低用量ピルは安全性の高い避妊薬ですが、体質や年齢、生活習慣などにより服用できない方もいます。
もしも自身が低用量ピルを服用できない条件に当てはまっている場合、ミニピルを使うことがおすすめです。

ミニピルは有効成分に卵胞ホルモンが含まれていないため、低用量ピルと比較して血栓症などの副作用のリスクが軽減されています。
避妊効果に関しても、正しく服用した場合は十分な効き目が期待できます。

ピルの飲み忘れが心配な場合

ピルを飲んで避妊する時は、毎日欠かさず服用を続ける必要があります。
しかし飲み忘れが心配な場合は、避妊パッチを試すことがおすすめです。

避妊パッチであれば毎日服用する必要はなく、使用方法は1週間に1回貼り替えるだけとなります。
避妊効果に関してもピルと同等であり、海外では人気の避妊方法となっています。

避妊薬のメリット

避妊薬のメリット

避妊薬を使うメリットとして、毎日飲むタイプの場合は正しく服用することでほぼ100%の避妊効果が得られることが挙げられます。

しかし、薬には他にも多くのメリットがあり、最近では避妊のみを目的に服用する方は少なくなっています。
主な避妊薬を使うメリットは以下の通りです。

・生理周期の安定
・生理痛の緩和
・PMS(月経前症候群)の改善
・ニキビや肌荒れの治療
・卵巣に関する病気(がんなど)の予防
・骨粗しょう症の予防

またアフターピルの場合は、緊急時に避妊ができることがメリットです。
避妊の失敗や強姦被害にあった場合などにも、すぐに服用することで妊娠をしないように対処ができます。

避妊薬のデメリット

避妊薬を使う上で注意したいのは、デメリットの存在です。
まず誤解されがちですが、飲み続けることで妊娠ができなくなる、太ってしまうということはありません。

実際に挙げられるのは、以下のようなものです。

・費用がかさんでしまう
・値段が高い(アフターピルの場合)
・毎日飲むため手間がかかる
・副作用のリスク

低用量ピルなどの避妊薬は、効果を得るためには長期的に飲み続けることが前提です。
しかし継続的に購入することで、費用がかさんでしまいます。

さらにアフターピルの場合、病院処方では保険が適用されないため1錠あたりの値段は比較的高額です。

そこで海外通販では、低用量ピルやアフターピルなどが病院よりも安価に販売されているため、費用を抑えたい場合におすすめです。

また、毎日飲むこと自体が、人によっては面倒に感じることもあります。
手間を減らしたい場合は、内服タイプではなく避妊パッチの使用を考えてみましょう。

副作用に関しては、毎日飲む避妊薬とアフターピルのどちらでも起こることがあるため、次の項目で詳しく解説します。

避妊薬の副作用

避妊薬の副作用として、代表的なのは以下のような症状です。

■毎日飲む避妊薬(低用量ピルなど)の副作用
・吐き気
・不正出血
・胸の張り
・むくみ
・うつ
・血栓症

■アフターピルの副作用
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・少量の不正出血

毎日飲む避妊薬の場合、副作用はいずれも初めて服用した時に起こることが多いです。
特に頻度が高いのは不正出血であり、20~30%の方が経験すると言われています。

いずれの症状も体が慣れると次第に治まるため、服用を継続してみましょう。
ただし、生活に支障が出る場合は吐き気止めを併用する、あるいは医師に相談してください。

またアフターピルの副作用は、いずれも1日以内に治まります。
しかし吐き気や嘔吐は比較的頻度が高く、万が一服用後に吐いてしまうと効果が得られなくなるため注意が必要です。

不安な方は吐き気止めを併用し、それでも嘔吐をしてしまった場合は、追加でもう1錠アフターピルを服用してください。

避妊薬を使ってはいけない人

避妊薬には多くのメリットがありますが、誰でも服用できる訳ではありません。
例として、以下のような方は避妊薬を服用できないと判断されます。

・初潮(初経)をまだ迎えていない方
・閉経している方
・35歳以上で、かつ1日15本以上タバコを吸う方
・肥満(BMI35以上)の方
・前兆を伴う偏頭痛のある方
・乳がん、または子宮がんの方
・血栓症のリスクがある方
・授乳中の方

避妊薬の副作用である血栓症は、年齢や生活習慣によって発生頻度が高まることもあるため、安全に服用するためにも注意が必要です。

ただし、最近では高い避妊効果を保ちつつ、血栓症のリスクが軽減されたミニピルも登場しています。
ミニピルであれば、肥満の方や偏頭痛のある方、喫煙している方、授乳中の方でも服用できます。

避妊薬を使う時の注意点

避妊薬を使う時の注意点

幅広いメリットがある避妊薬ですが、安全に使うために注意すべきポイントもあります。
毎日飲むタイプの避妊薬とアフターピルに分けて、注意点をご紹介します。

■毎日飲む避妊薬の注意点
・避妊効果が得られるまでに1週間かかる
・飲み忘れないようにする
・水やぬるま湯で服用する
・服用中は禁煙をする
・服用後の嘔吐や下痢に注意する

■アフターピルの注意点
・性行為後72時間以内に服用する
・服用後は妊娠検査薬を使うか、産婦人科を受診する
・服用から2時間以内に嘔吐した場合は追加で服用する
・次の生理までに避妊せずに性行為した場合も追加で服用する

避妊薬があること自体は周知されていますが、使用する場合の注意点については十分に知られていません。
しかし、注意点を守らないと十分な効果が得られなかったり、副作用のリスクが高まったりすることがあります。

これから使用する方はもちろん、現在避妊薬を服用中の方も上記の内容を確認してください。

避妊薬はどこで買えるのか

避妊薬を購入する方法は、大きく3つに分かれます。

・病院での処方
・オンライン診療での処方
・個人輸入代行サイトでの購入

医師に相談したいことや疑問などがある場合は、病院への受診がおすすめです。
最近ではオンライン診療も充実し、実際に病院に行かなくても避妊薬を処方してもらえるようになりました。

しかし、病院やオンライン診療での処方は薬代が高額になることもあるため、費用を抑えたい方は個人輸入代行サイトの利用がおすすめです。
届くまでに時間はかかるものの、より費用を抑えて購入できます。

よくある質問

避妊薬の効果や関連する内容について、よくある質問をまとめました。
疑問やお悩みなどがある方は、以下の項目も参考にしてください。

避妊薬の効果はいつから出ますか?

避妊薬の効果が現れるタイミングは、種類や服用方法などにより異なります。

まず低用量ピルの服用を始める場合は、生理初日に飲み始める「Day1スタート」と生理が始まって最初の日曜日から飲み始める「Sundayスタート」があります。

Day1スタートの場合、服用を開始した1日目から避妊効果を得られます。
しかし、Sundayスタートの場合は多少時間差があり、避妊効果が出るまで1週間はかかるため他の避妊方法を併用してください。

また中用量ピルを避妊目的で服用する場合は、低用量ピルのSundayスタートと同じく避妊効果が出るまでに1週間かかります。

妊娠しやすい時期はいつですか?

女性が特に妊娠しやすいとされるのは、生理直後から7~14日後の時期です。
この時期は排卵が起こるタイミングでもあり、排卵前~排卵直後の間に性行為をすると妊娠の確率が上昇します。

また、最も妊娠しやすい日を一般的に「危険日」と呼ぶこともあります。
しかし医学的には、どのタイミングであっても避妊をしなかった場合は妊娠する可能性があるため注意してください。

安全日とは何ですか?

安全日とは一般的に妊娠しにくいと考えられている日であり、具体的には生理直後のタイミングを指します。

しかし、生理直後の妊娠確率が低いことは事実ですが、絶対に妊娠しない訳ではありません。
安全日だからといって避妊を怠ってしまうと妊娠することもあるため、望まないのであれば必ず避妊をしてください。

ミレーナとは何ですか?

ミレーナは「避妊リング」とも呼ばれる、避妊器具の名称です。
3cmほどのサイズをしたT字型の器具となり、膣内に挿入することで避妊効果を得られるようになります。

また生理痛などの症状を和らげる効果もあり、月経困難症や過多月経などの治療には健康保険が適用されます。

しかし、出産の経験がない女性の場合、器具の挿入時に痛みが出ることも多いため他の避妊方法がとられることが一般的です。