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バイスマの正しい飲み方|飲むタイミングやポイント、注意点など徹底解説

バイスマは、インドの製薬会社Asle pharmaceuticalsが製造・販売をおこなっている、バイアグラのジェネリック医薬品です。

バイアグラと同じシルデナフィルを有効成分としており、硬く持続性のある勃起が可能になるなど、高いED改善効果が期待できます。
また、バイアグラと同等の効果がありながらも安い値段で購入でき、コストパフォーマンスに優れています。

バイスマはEDを改善したい方におすすめの商品ですが、日本国内の病院では処方されていないため、「正しい飲み方がわからない」「バイアグラと同じ飲み方でいいの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。

そこでこの記事では、バイスマの正しい服用方法について、以下の内容を注意点とあわせて解説します。

この記事を読むことで、バイスマの正しい服用方法をはじめ、バイスマの効果を最大限発揮させるためのポイントもわかります。
バイスマに興味がある方や、バイスマの服用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

バイスマの飲み方|基礎知識

バイスマの基本的な服用方法は、以下のとおりです。

用法 1日1回、性行為の約1時間前に服用する
服用の間隔 24時間以上あける
用量 ・初めて服用する方、副作用が心配な方、重度の腎機能障害がある方、軽度~中等度の肝機能障害がある方
→25mg ・25mgでは効果が出なかった方
→50mg
・50mgでは効果が出なかった方
→100mg
服用してはいけない方
(禁忌)
・バイスマの成分に対し過敏症を起こしたことがある方
・心血管系障害を持っているなど性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝機能障害がある方
・低血圧の方(血圧<90/50mmHg)
・治療による管理がされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
・最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こしたことがある方
・網膜色素変性症の方
併用できない医薬品
(併用禁忌薬)
・硝酸薬およびNO供与剤
→ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど ・アミオダロン塩酸塩
→アンカロン
・sGC刺激剤
→リオシグアト(アデムパス)

バイスマは、1日1回、水またはぬるま湯で服用します。
服用後は30分~1時間ほどで効果があらわれるため、性行為の1時間前に服用することがおすすめです。

ただし、持病がある方や、現在使用中の医薬品がある方は、バイスマの禁忌に該当する可能性があるため事前に医師へ相談しましょう。

また、バイスマ服用後は副作用があらわれる場合もあるので、体調の変化に注意が必要です。
バイスマの副作用について、具体的な症状や対処法は別の記事で解説していますのであわせてご覧ください。

バイスマ50mgと100mgの違い|副作用が心配な方は50mgを選ぼう

バイスマ50mgと100mgの違い

バイスマには50mg100mgの2種類の用量があり、その違いは有効成分の含有量にあります。

用量が多いほど有効成分の含有量が多く、高い効果が期待できますが、その分副作用もあらわれやすくなるため注意が必要です。
※参照:バイアグラ錠25mg・50mg/バイアグラODフィルム25mg・50mg-医薬品インタビューフォーム

なお、用量によって効果があらわれるまでの時間や効果の持続時間が大きく変わることはありません。

ED治療薬の服用経験が少ない方や副作用が心配な方は、50mgを選ぶと良いでしょう。
一方、バイスマを服用したことがあり、50mgでは効果が物足りないと感じた方は100mgに増量も可能です。

ただし、日本におけるバイスマの最大用量は50mgまでであり、100mgは海外における最大用量となります。
100mgは副作用があらわれるリスクが高くなるため、服用した場合は体調の変化に十分注意してください。

バイスマを飲む際のポイント|安全に最大限の効果を得るには?

バイスマを飲む際のポイント

バイスマを服用する際のポイントは以下のとおりです。

バイスマは、間違った服用方法では効果があらわれない場合があるため、正しい方法を守ることが大切です。
さらに服用する際のポイントをおさえることで、効果を最大限に得られるだけではなく、副作用リスクの軽減も期待できます。

これらのポイントについて次の項目から詳しく解説していきますので、バイスマを服用する際の参考にしてください。

また、バイスマの効果については別の記事で解説しています。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。

初めて飲む際は25mgから開始

バイスマを初めて服用する方は、低用量の25mgから服用することがおすすめです。

バイスマ25mgの錠剤は製造されていないため、50mgをピルカッターなどで半分に割る、もしくは100mgを4分の1に割って用量を調節しましょう。

25mgで効果が実感できなかった場合は、次回の服用時から50mgに増量できます。

なお、効果のあらわれ方には個人差があるため、50mgの服用で物足りないと感じた方は100mgに増量する、副作用が気になり始めたら減量するなど、ご自身の体質やその日の体調に合わせて適宜増減してください。

飲むタイミングは性行為の1時間前

バイスマは服用から約1時間後に最大限の効果があらわれるため、服用するタイミングは性行為の1時間前がおすすめです。

バイスマの有効成分であるシルデナフィルは、服用から約1時間後に最高血中濃度に到達します。
※参照:バイアグラ錠25mg・50mg/バイアグラODフィルム25mg・50mg-添付文書
※血中濃度…血液中に含まれる医薬品の有効成分の量。医薬品は一定の血中濃度に到達することで効果があらわれる。

そのため、最大限の効果を得たい場合は、性行為の1時間前にバイスマを服用しましょう。

空腹時に飲む

バイスマは食事の影響を受けやすいため、空腹時に服用しましょう。

バイスマの先発薬であるバイアグラを使用した臨床試験では、食後にバイアグラを服用した場合、空腹時と比較して最高血中濃度に到達するまでの時間が遅くなったことが報告されました。
さらに、その最高血中濃度は空腹時に服用した場合と比べて低くなり、それに伴い効果が減少することもわかったのです。
※参照:VIAGRA® (sildenafil citrate) tablets. Prescribing Information.-Pfizer Pharmaceuticals (2024)

食べ物の消化には約2時間かかるため、バイスマは、食後2時間以上あけた空腹時に服用しましょう。
なお、バイスマは服用後約30分~1時間で体内に吸収されるため、食前の場合は食事の1時間以上前に服用することで効果が発揮されます。

食事はあっさりしたメニューにする

バイスマ服用前に食事の予定がある場合は、あっさりしたメニューを選びましょう。

脂っこい食事や高カロリーな食事は、バイスマの有効成分の吸収を妨げてしまうためです。
※参照:Nichols, D. J., et al. (2002). Food does not affect the bioavailability of sildenafil.

とくに、脂っこい食事は腸に膜を張ってしまい、食後2時間以上あけてバイスマを服用しても効果が発揮されない可能性があります。

バイスマ服用前は、そばやサラダなど、低カロリーであっさりしたメニューを選びましょう。

お酒を飲みすぎない

バイスマを服用する際は、お酒の飲みすぎに注意しましょう。

お酒を飲みすぎると、神経伝達機能が低下してバイスマの効果が妨げられ、勃起しにくくなる可能性があるためです。
※参照:Common questions about sildenafil-nhs.uk

また、バイスマの血管拡張作用によって普段よりも酔いやすくなったり、副作用が増強されるおそれもあります。

少量であれば問題ありませんが、バイスマ服用時はお酒の飲みすぎに十分注意してください。

バイスマを飲む際の注意点

バイスマを服用する際の注意点は以下のとおりです。

・服用前は心血管系の状態に注意する
性行為は心臓に負担をかけるため、バイスマ服用前は心血管系の状態に十分注意してください。

・最大用量を超えて服用しない
バイスマの1日の最大用量は日本で50mg、海外で100mgであり、100mgを超える服用は安全性が確認されていません。
過剰摂取により重大な副作用があらわれるおそれがあるため、100mgを超えての服用は避けましょう。

・服用回数(1日1回)を守る
バイスマの成分は、服用後12時間以上血液中に残るとされており、間隔をあけずに服用すると体内の血中濃度が上がるため重大な副作用があらわれるおそれがあります。
服用間隔は24時間以上あけ、1日1回という服用回数を守りましょう。

・グレープフルーツとの飲み合わせは避ける
グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分は、バイスマの有効成分の分解を遅らせて、効果や副作用を増強させるおそれがあります。
バイスマ服用時は、ジュースなども含めグレープフルーツの摂取を避けましょう。

・副作用に注意
バイスマの血管拡張作用により、頭痛や鼻づまり、ほてりなどの副作用があらわれる可能性があります。
これらはバイスマの効果が弱まるにつれて治まることが多いですが、症状が長引いたり、悪化したりする場合は、服用を中止してすみやかに医師へ相談してください。

・服用後は自動車の運転や高所作業などを避ける
バイスマ服用後、まれにめまいや視覚障害があらわれることがあるため、自動車の運転や高所作業、機械操作などの危険を伴う作業は避けてください。

これらの注意点のほか、バイスマを服用する際に注意が必要な方やバイスマを服用してはいけない方、さらにバイスマと併用できない医薬品もあります。

以下の内容について次の項目から詳しく説明しますので、バイスマの服用を検討している方は事前に確認しましょう。

バイスマを飲んではいけない方(禁忌)

バイスマを服用してはいけない方は以下のとおりです。

  • バイスマの成分に対し過敏症を起こしたことがある方
  • 心血管系障害を持っているなど性行為が不適当と考えられる方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • 低血圧の方(血圧<90/50mmHg)
  • 治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
  • 最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こしたことがある方
  • 網膜色素変性症の方

※参照
・バイアグラ錠25mg・50mg/バイアグラODフィルム25mg・50mg-添付文書
・VIAGRA® (sildenafil citrate) tablets. Prescribing Information.-Pfizer Pharmaceuticals (2024)

これらに該当する方は、重大な副作用のリスクがあるためバイスマの服用を避けましょう。

バイスマを飲む際に注意が必要な方

バイスマを服用する際に注意が必要な方は以下のとおりです。
該当する方はバイスマ服用前に医師へ相談してください。

  • 過去に何らかの疾患または合併症を起こしたことがある方
  • ペニスの構造上欠陥(屈曲、ペニスの線維化、ペロニー病など)がある方
  • 持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など)がある方
  • 他のPDE5阻害薬またはED治療薬を使用中の方
  • 出血性疾患または消化性潰瘍がある方
  • 多系統萎縮症(シャイ・ドレーガー症候群など)がある方
  • 重度の腎機能障害がある方
  • 軽度~中等度の肝機能障害がある方(重度の方は服用できません)
  • 高齢者

これらの他にも、現在何らかの疾患などを治療中の方や、医薬品やサプリメントを服用している方は、事前に医師へ相談してください。
また、体調が優れない場合は副作用が強くあらわれる可能性があるため、服用量を減らすか服用を避けましょう。

バイスマと併用できない医薬品(併用禁忌)

バイスマと併用できない医薬品は以下のとおりです。

※参照
・バイアグラ錠25mg・50mg/バイアグラODフィルム25mg・50mg-添付文書
・VIAGRA® (sildenafil citrate) tablets. Prescribing Information.-Pfizer Pharmaceuticals (2024)
医薬品名など 症状
硝酸剤及びNO供与剤
・ニトログリセリン
・亜硝酸アミル
・硝酸イソソルビド
・ニコランジルなど
併用により、降圧作用が増強するおそれがある。
アミオダロン塩酸塩
・アンカロン
アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強するおそれがある。
sGC刺激剤
・リオシグアト(アデムパス)
併用により、症候性低血圧が起こるおそれがある。

バイスマとこれらの医薬品を併用することで過度に血圧が低下する、心拍の異常を引き起こすなどの危険があります。
また、命にかかわる重大な副作用を引き起こすおそれもあるのです。

該当する医薬品を服用中の方は、バイスマの服用を避けてください。
また、現在何らかの医薬品を服用中の方は、併用禁忌薬に該当していないかを医師へ相談してください。

バイスマとの併用に注意が必要な医薬品(併用注意)

バイスマとの併用に注意が必要な医薬品は以下のとおりです。

医薬品名など 症状
チトクロームP450 3A4阻害薬
・リトナビル
・ダルナビル
・エリスロマイシン
・シメチジン
・ケトコナゾール
・イトラコナゾール
・エンシトレルビル フマル酸など
バイスマの血中濃度が上昇するおそれがある。
チトクロームP450 3A4誘導薬
・ボセンタン
・リファンピシンなど
バイスマの血中濃度が低下する。
降圧薬 併用により降圧作用が増強するおそれがある。
α遮断薬 併用によりめまいなどの自覚症状を伴う血圧低下が起こるおそれがある。
カルペリチド 併用により降圧作用が増強するおそれがある。

これらの医薬品は、バイスマの効果を増強したり、副作用のリスクを高めたりする可能性があります。
該当する医薬品を服用中の方は、事前に医師へ相談してください。

バイスマを正しく飲んで最大限の効果を実感しよう

バイスマを正しく飲んで最大限の効果を実感しよう

バイスマは1日1回、性行為の約1時間前に水またはぬるま湯で服用します。

初めて服用する方や副作用が心配な方は、錠剤を割って25mgから服用し、効果や副作用を確認しながら用量を増減しましょう。

また、バイスマ服用時は脂っこい食事や高カロリーな食事を避けてください。
食後は2時間以上あけてから、食前は1時間以上前に服用することで、最大限の効果が期待できます。

バイスマを服用できない禁忌に該当する方や、服用時に注意が必要な方もいますので、事前に禁忌事項や注意事項を確認することが大切です。
現在使用中の医薬品がある方も、併用禁忌や併用注意に該当する可能性があるため、事前に医師へ相談しましょう。

バイスマは正しく服用することで、安全に最大限の効果を得られます。
事前に服用方法をしっかり確認したうえで、ご自身の生活に活用してください。

バイスマの飲み方に関するよくある質問

バイスマの服用方法に関するよくある質問にお答えします。

バイスマが日本語表記なのはなぜ?

バイスマが日本語表記である理由は、日本人の体質や体格に考慮して作られている医薬品だからです。
バイスマの開発には日本人が監修として携わっており、日本人が安心して服用できるようにパッケージは日本語で表記されています。

バイスマやバイアグラはEDではなくても飲める?

バイスマやバイアグラは、EDではない方でも服用できます。

EDではない方がバイスマやバイアグラを服用しても健康上の問題はなく、勃起力の向上や射精後の回復が早くなる効果が期待できるのです。
ただし、服用する際は25mgから開始してください。

また、バイスマやバイアグラは、服用しただけで性欲が高まったり勝手に勃起したりする効果はなく、勃起には性的刺激や興奮が必要であるため注意しましょう。

バイスマはドラッグストアで買える?

バイスマはドラッグストアでは買えません。

バイスマは日本で未承認の医薬品であるため、ドラッグストアを含む日本の医療機関や処方箋薬局では購入できないのです。

また、処方箋医薬品に該当するためAmazonや楽天などの国内通販サイトでも購入できません。

バイスマを購入したい方は、個人輸入代行サイトにおける通販を利用しましょう。
個人輸入代行サイトは難しい手続きや処方箋が必要なく、通常の通販サイトと同じように手軽に海外医薬品を購入できます。

グー薬局では、定期的な成分鑑定や倉庫の視察をおこない、医薬品も正規品のみを取り扱っているため、安心してご利用ください。