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多汗症の薬

多汗症の薬

多汗症の治療薬には、汗腺を塞ぐ塩化アルミニウムが配合されたものや発汗を抑制する抗コリン薬、体質を改善する漢方薬など、さまざまな種類があります。

さらにその中でも内服薬と外用薬の2種類に分類されており、発汗する部位によって効果的な治療薬が異なるため、自分に合うものを選ぶことが大切です。

次の項目では、多汗症に効果がある人気の治療薬を詳しく解説していきます。

洋服の汗シミが気になる方、緊張すると汗が止まらない方、汗によるメイク崩れにお困りの方など、汗に関してお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

パースピレックス

パースピレックスは、塩化アルミニウムを配合した医療用の制汗剤です。

有効成分の塩化アルミニウムが汗腺内にある水分に作用して、角栓を作ることで汗腺をふさぎ、発汗を抑制します。

市販の制汗剤と比べて効果が高く、手や足の裏など発汗の抑制が難しい部位にも効果を発揮します。

1回使用するだけで2~5日間効果が持続するため、他の制汗剤のように塗り直す必要がなく、肌への負担が少ないことも大きなメリットです。

また、ロールオンタイプだけでなく、敏感肌用やストロング、ローションタイプなど種類も豊富です。
そのため、部位に合わせた使い分けや自分に合ったタイプを選ぶことができます。

オドレミン

オドレミンは、皮膚科でわきが治療に使用される有効成分の塩化アルミニウムを配合した、ローションタイプの制汗剤です。

塩化アルミニウムを含んでいるため、パースピレックスと同じ効果が期待できます。

また、べたつきがなく無香料のため、男性女性問わず使いやすいことが特徴です。

プロスパス

プロスパスは、多汗症治療において人気であるプロバンサインのジェネリック医薬品です。

抗コリン薬に分類される治療薬で、内服薬のため発汗の部位に関係なく使用できます。

有効成分のプロパンテリンが、排尿や発汗を促すアセチルコリンの働きを抑制して、発汗を防ぎます。
また即効性に優れており、服用後1時間ほどで効果が現れ、最大5時間持続可能です。

内服する制汗剤という特徴から、頭皮や顔など、外用薬が使用しにくい部位の多汗症にもおすすめです。
さらに、外用薬のように塗り直しの必要がないため、外出時でも安心して過ごすことができます。

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▶プロスパス

エクロックゲル

エクロックゲルは、ワキの多汗症に効果的な外用薬の抗コリン薬です。

日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、ワキの多汗症の第一選択薬として挙げられています。

多量の汗は、アセチルコリンがエクリン汗腺を刺激することによって分泌されます。
エクロックゲルはアセチルコリンの刺激を阻害して、過剰な発汗を抑制することが可能です。

効果は1日持続しますが、即効性がないため、効果を実感するまでに2~4週間ほどかかる場合があります。

アポハイドローション

アポハイドローションは、2023年に発売された新しい外用の抗コリン薬です。
主に、手のひらの多汗症の治療に用いられます。

有効成分オキシブチニン塩酸塩が、アセチルコリンをブロックして発汗を抑制します。

エクロックゲルと同じく、安定した効果を得るまでには2週間ほどかかるため注意しましょう。

漢方薬

さまざまな病気の治療に使用される漢方薬ですが、実は多汗症の治療にも有効です。

漢方薬で体質を改善することによって、多汗症の症状を抑制できます。
具体的には、神経の興奮を鎮めて、多汗症の原因となるストレスや自律神経の乱れ、ホルモンバランスを改善することで、過剰な発汗を抑制します。

多汗症の治療に効果的な漢方薬は以下の通りです。

・桂枝加竜骨牡蛎湯
・瀉火補腎丸
・柴胡加竜骨牡蠣湯
 など

多汗症の部位別おすすめの薬

多汗症の部位別おすすめの薬

多汗症が起きる部位は、ワキや手、足の裏、顔、頭皮などがあり、人によって発汗する部位は異なります。
そのため、どの治療薬が自分に合うのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

また、治療薬によって効果的な部位が異なったり、使用できる部位が限られたりするため、どの部位に対して効果的なのか事前に確認する必要があります。

そこで、次の項目から、多汗症の部位別に効果的な治療薬をご紹介します。
自分に合った治療薬を見つけて、つらい症状を改善しましょう。

▶脇
▶手のひら・足の裏
▶頭皮・額・鼻の下
▶全身

脇の多汗症におすすめの薬

ワキの多汗症に悩んでいる方は、パースピレックスのロールオンタイプがおすすめです。

有効成分の塩化アルミニウムが汗腺を塞いで発汗そのものを抑制するため、気になるニオイも防げます。

また、速乾性に優れており落ちにくいので、市販の制汗剤のように塗り直す必要がありません。
使用後はサラサラしていて、べたつきがないことも特徴です。

なお、脇汗の量がかなり多くニオイも強い方は、より効果が高いストロングタイプがおすすめです。

▶パースピレックスロールオン
▶パースピレックス・ロールオン・ストロング

手のひら・足の裏の多汗症におすすめの薬

手のひらや足の裏の多汗症は、パースピレックスのローションタイプがおすすめです。

ロールオンタイプと比べて有効成分の濃度が高く、より強力な効果を得られます。

1回使用するだけで数日間効果が持続するため、コストパフォーマンスに優れています。
お風呂や手洗いで洗い流した場合でも効果が持続するので、他の外用薬では治療しにくい手足の多汗症に効果的です。

また、香料不使用でアレルギーの心配がほとんどありません。

▶パースピレックスローション

頭皮・額・鼻の下の多汗症におすすめの薬

頭皮や額、鼻の下などに汗をかきやすい方は、内服薬のプロスパスがおすすめです。

効果が高い外用薬の場合、皮膚が薄い顔に使用するとかぶれやかゆみが起こることがあります。
また、外用薬は頭皮に使用することも難しくなっています。

内服薬であれば体内に成分が行き渡るため、外用薬が使用できない部位にも効果的です。

スキンケアやメイクにも干渉しないため、顔や頭皮の多汗症に悩んでいる方はプロスパスを選びましょう。

▶プロスパス

全身の多汗症におすすめの薬

部位に関係なく、全身に多量の汗をかく場合はプロスパスがおすすめです。

有効成分が発汗を促進するアセチルコリンの働きを抑制するため、体の内側から発汗そのものを減らせます。
また、全身の発汗の場合は外用薬を塗ること自体が難しいので、内服薬で抑制することが最適です。

即効性に優れており、最大5時間効果が持続するため、会議や面接など汗をかきたくない場面での使用もおすすめです。

▶プロスパス

多汗症の薬の副作用

多汗症の薬の副作用

多汗症の薬を使用することで、副作用が現れる可能性があります。

例えば、抗コリン薬に分類される内服薬は、目のかすみや頭痛、口の渇きなどが報告されています。
とくに、緑内障の方は抗コリン作用によって眼圧が上昇して症状が悪化する恐れがあるため、使用できないことも多いです。

また、抗コリン薬の外用薬の場合は、使用した部位に炎症や湿疹などが起きる場合があります。

塩化アルミニウムを配合した外用薬についても、使用部位にかゆみや炎症が起きる可能性があるため注意しましょう。

既に何らかの薬を使用しており、体に異常が出ている、副作用が悪化する場合は、すぐに使用を中止して医師に相談してください。

薬以外の多汗症治療

薬以外の多汗症治療

多汗症は薬を使用した治療が人気ですが、皮膚科や美容クリニックの施術により治療することもできます。

治療方法には、痛みのない施術や手術、注射などさまざまな種類があります。

ただし、施術によっては治療できる部位が限定されているものもあるため注意が必要です。
また、施術ごとにメリットとデメリットがあるので、自分に合った施術を選ぶことが大切です。

次の項目から、以下の人気の施術方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

▶ボトックス
▶イオントフォレーシス
▶ミラドライ
▶手術

ボトックス

ボトックスは、汗が気になる部位にボツリヌストキシンを含む成分を注射する施術です。
有効成分が発汗を促すアセチルコリンの働きを抑制して、汗の分泌を減少させます。

ボトックス注射は細い針でおこなうため、痛みの少ない気軽な施術として人気です。

個人差はありますが、即効性に優れているため注射後2~3日ほどで効果を実感できます。
また、効果の持続時間も4~6ヶ月と長く、1回の注射で高い効果を発揮します。

ただし、効果を維持するには定期的にボトックス注射を打つ必要があり、費用は高額になる可能性が高いため注意しましょう。

イオントフォレーシス

イオントフォレーシスは手足の多汗症に効果的です。
痛みがなく気軽に受けやすい方法ですが、ワキには施術できません。

水が入った容器に手のひらや足の裏を浸し、10~15分ほど電流を流します。
通電で生じた水素イオンが汗腺の出口に作用して、発汗を抑制する効果が期待できます。

効果はゆるやかですが、副作用がないことが特徴です。

ただし、効果を実感するまでに1~2ヶ月ほどかかり、持続時間も2週間と短いため、継続的な施術が必要となります。

ミラドライ

ミラドライは皮膚の上からマイクロ波を照射して、汗腺を破壊する施術です。

対象部位はワキのみですが、皮膚を切らずに汗やニオイの元となるエクリン腺やアポクリン腺を破壊できるため、手術よりも体の負担が少ないと人気が高まっています。

破壊された汗腺は再生する可能性がほとんどなく、半永久的に効果が持続します。

厚生労働省の承認も受けており安全性の高い施術ですが、保険が適用できず費用が高額なため注意してください。

手術

多汗症の治療方法のひとつに、交感神経遮断術があります。

交感神経遮断術は全身麻酔をおこない、内視鏡を使って交感神経節を焼いたり、切り取ったりする方法です。
皮膚科や美容クリニックによっては、日帰りでもおこなえます。

手や足、頭、ワキなどの局所の多汗症に効果的であり、発汗の指令を伝える交感神経を遮断することで発汗を抑制します。
高い割合で永久的に効果が持続するため、長期的な治療の必要がありません。

ただし、代償性発汗という、遮断されていない部位の発汗が増える副作用が起きる場合があります。
個人差はあるものの、代償性発汗は多くの方で現れる副作用のため、術前にしっかりと医師に確認しておきましょう。

わきがと多汗症の違い

わきがと多汗症の違い

わきがとワキの多汗症について、同じものだと思っている方も多いでしょう。
しかし、この2つは全くの別物です。

わきがの原因はアポクリン汗腺から出る汗であり、汗が常在菌に分解されることで独特なニオイを発します。
一方ワキの多汗症は、エクリン腺から多量の汗が出る病気であり、ニオイの少ない水のような汗が特徴です。

ただし、エクリン腺の発汗が増えると、アポクリン腺から出た汗が少量であっても混ざって広がるため、わきがとワキの多汗症は併発することが多くなっています。

多汗症を自力で治す方法

多汗症は治療薬や施術による治療が推奨されており、完全に自力で治すことは難しいとされています。
ただし、日頃の生活を見直すことで症状を改善できる場合もあります。

自力でできる多汗症の改善方法は、主に以下の通りです。

・食生活の改善
酸味や辛味の強い食べ物は、交感神経の働きを活発にして発汗を促進します。
ファーストフードや揚げ物などの偏った食事は、汗のニオイを強くする可能性があるため、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

・生活習慣の改善
アルコールは血管を拡張する作用があり発汗を促すため、飲みすぎに注意しましょう。
タバコは汗腺を刺激して発汗を増やし、ニオイを増強させるため、禁煙することがおすすめです。

・ストレスの軽減
ストレスは交感神経を活発にし、発汗を促進します。
十分な睡眠を取る、適度な運動を取り入れるなど、ストレスを軽減できるリラックス方法を見つけましょう。

多汗症の薬は保険適用になる場合もある

多汗症は病気として認められており、医師の診断によっては保険適用で治療薬を処方してもらうことができます。
保険が適用される治療薬は、以下の通りです。

外用薬
・ラピフォートワイプ(ワキ)
・エクロックゲル(ワキ)
・アポハイドローション(手汗)

内服薬
・プロバンサイン

多汗症に市販の薬は効くのか

多汗症に市販の薬は効くのか

多汗症向けの市販薬には制汗剤やデオドラント剤があり、ドラッグストアや薬局などで手軽に購入できます。

低価格で副作用もほとんどありませんが、効果はゆるやかで持続性がないため、何度も塗り直す必要があります。
また、軽度の多汗症であれば市販薬でも多少の効果を期待できますが、日常生活に支障をきたしているほどの場合は改善できない可能性が高いです。

多汗症を改善したい場合は、病院でも処方されている効果の高い治療薬を使用しましょう。

よくある質問

多汗症に関連してよくある質問にお答えします。

多汗症の原因はストレスですか?

体の一部で多量の汗をかく局所多汗症は、緊張やストレスなど精神的なものが原因と言われています。

ストレスを感じると、自律神経が乱れて交感神経が優位になり、汗腺の働きが活性化するため発汗量が増加するのです。

緊張や不安、ストレスによる発汗には、自律神経失調症の治療薬が効果的な場合もあるため、医師に相談しましょう。

汗腺トレーニングとは何ですか?

汗腺トレーニングとは、汗腺を活性化させて発汗機能を高めるトレーニングです。

汗腺の働きが低下すると、ベタベタした乾きにくい汗が多く分泌されるため、汗臭さの原因につながります。
日頃から汗腺トレーニングをすることで、ニオイを発生しにくい質の良い汗に変化します。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、血流を改善してゆっくりと汗をかくため、発汗機能の向上に効果的です。