Welcom to the city of TUSUKUBA

アクセス

ホーム私のつくば市>Imagine the future

私のつくば市

Imagine the future

2014年2月20日 09:00

ロゴマーク.jpeg
 開学記念(かいがくきねん)のために、2013年、筑波大学(つくばだいがく)は2つの数字(すうじ)を用(もち)い、ユニークなロゴをデザインした――オレンジの数字(すうじ)「40」は開学(かいがく)40周年(しゅうねん)の意味(いみ)であり、隣(となり)でやや小(ちい)さな灰色(はいいろ)の数字(すうじ)で表示(ひょうじ)する「110」は、その前身校(ぜんしんこう)である東京教育大学(とうきょうきょういくだいがく)110年の歴史(れきし)を指(さ)している。


 筑波大学(つくばだいがく)はこのような方法(ほうほう)で歴史(れきし)を明記(めいき)しているが、我々(われわれ)――世界(せかい)各地(かくち)から集(あつ)まった若者(わかもの)たちも、筑波大学(つくばだいがく)のもとで自分(じぶん)の歴史(れきし)を作(つく)り出(だ)す毎日(まいにち)を送(おく)っている。

image.png

 2013年は私(わたし)がつくばに来(き)てから2年目(ねんめ)である。勉強(べんきょう)に忙(いそが)しく朝(あさ)から晩(ばん)まで図書館(としょかん)で本(ほん)に没頭(ぼっとう)し、布団(ふとん)から抜(ぬ)け出(だ)す毎日(まいにち)の朝(あさ)は、ビタミンBの栄養剤(えいようざい)と濃(こ)いコーヒーの匂(にお)いが漂(ただよ)っている。カバンの中(なか)にはタイトルの長(なが)い本(ほん)があり、循環(じゅんかん)バスが来(く)る時間(じかん)を計算(けいさん)しながらバス停(てい)に向(む)かう。バスに乗(の)ったら今日(きょう)の発表内容(はっぴょうないよう)をもう一度(いちど)読(よ)んだり、車窓(しゃそう)から外(そと)の風景(ふうけい)を見(み)たりぼーっとして、たまにも同(おな)じ授業(じゅぎょう)に出(で)る同級生(どうきゅうせい)と偶然(ぐうぜん)にあって、お互(たが)いの目(め)のクマを見(み)て思(おも)わず笑(わら)ってしまう。
 これは私(わたし)の生活(せいかつ)である。つくばで勉強(べんきょう)した若者(わかもの)なら誰(だれ)でも似(に)たような経験(けいけん)を持(も)つかもしれない。日々(ひび)重(かさ)ねて、発表(はっぴょう)と論文(ろんぶん)と付(つ)き合(あ)っている毎日(まいにち)はプレッシャーがあるかもしれないが、こうして着実(ちゃくじつ)に歩(ある)いている毎日(まいにち)があったからこそ、未来(みらい)への憧(あこが)れが実現(じつげん)できるようになると思(おも)う。かえでの通(とお)りで木(き)の影(かげ)が映(うつ)り、石(いし)の広場(ひろば)では水(みず)の音(おと)が淙々(そうそう)として聞(き)こえる。つくばにあるすべての物事(ものごと)は、我々(われわれ)の成長(せいちょう)の証(あかし)である。青空(あおぞら)が瑠璃色(るりいろ)に染(そ)まった瞬間(しゅんかん)に、つくばセンター広場(ひろば)はイルミネーションに照(て)らされ、輝(かがや)いたケヤキの中(なか)に、私(わたし)たちは未来(みらい)への願(ねが)いを託(たく)している。Imagine the future。

image.jpeg

 四月(しがつ)は別(わか)れの季節(きせつ)である。追越宿舎前(おいこししゅくしゃまえ)の桜(さくら)は今年(ことし)も例年(れいねん)どおりに咲(さ)くだろう。卒業生(そつぎょうせい)の方々(かたがた)にとって、つくばの生活(せいかつ)はこれからも歴史(れきし)になるかもしれないが、世界(せかい)のどこに行(い)っても必死(ひっし)に頑張(がんば)った自分(じぶん)のことを思(おも)い出(だ)したら、どのような困難(こんなん)にあっても乗(の)り越(こ)えられると信(しん)じている。過去(かこ)にかいた汗(あせ)は、深夜(しんや)の図書館(としょかん)を出(で)た自分(じぶん)の目(め)に映(うつ)った、桐葉橋(とうようはし)で流(なが)した綺麗(きれい)な月光(げっこう)のように、永遠(えいえん)に輝(かがや)いて進(すす)む道(みち)を照(て)らしてくれるだろう。


留学生交流員 孫 思琦(そん しき)

« 前へ   もどる  次へ »